こんにちは!
適応障害で休職して1カ月以上、自宅療養しているあいと(@aito210610)です。
今回は、適応障害で休職1ヶ月。最初の週の過ごし方は?
【私がやっていたことや感じていたこと】
ということテーマに書いて行こうと思います。
この記事は、
・適応障害になったばかりで、他の適応障害の人が何をしているのか気になる方
・適応障害の人がどんなことを考えて、どんな生活をしているか気になる方
にオススメの記事となっております。
私の実体験をもとに書いていきますので、よかったら最後まで読んでいってくださいね。
ではいきましょう!!
休みたいことを上司に伝えた

まずはここからのスタートです。
適応障害になるとしんどい場面は多々ありますが、
「休みたいことを伝える」
という第一歩がめちゃくちゃ精神的な負荷がかかりました。
・こんなに忙しいときに休むのは申し訳なさすぎる
・自分が休むことによって引き継ぐ人にものすごく迷惑をかけてしまう
・こんなことくらいで情けない、みっともない
などといった思いが山ほどあり、口が裂けても休みたいなんて言えないと思っていました。
しかし、
・どうしたらいいのかわからない
・もうこれ以上頑張れない
という気持ちの方が強く、迷いに迷って休みたいことを伝えることにしました。
話せば理解してもらえると思っていましたが、理解はしてもらえず、
上司はすごく怒っていました。
もう価値観が完全に合わないし、
このままここにいたら、一生後悔する!というかその前に死ぬ!
と思い、罪悪感と不安感と絶望感でいっぱいでした。
でもどういうわけか、後日急に手を返したかのように優しくなり、
「有給を使ってゆっくり休みなさい」
と言われ、その翌日から有給でしばらく休むことになりました。
すぐに心療内科を予約

休みに入って真っ先にやったことは、心療内科の予約でした。
自分の住んでいる地域 心療内科
で検索して上位の方に表示されたところに連絡しても、どこも予約がいっぱいでした。
3か所連絡してこれだから、どこも予約が取れないのではないかと不安になって友人に相談。
友人の通っていた心療内科を紹介してもらいようやく4件目で予約できました。
通常の精神状態であれば、予約できた!よかったよかったそれまでゆっくり過ごそう
というふうに考えられたとは思いますが、そうはいきませんでした。
・病気でもなんでもない、ただの甘えだと言われたらどうしよう
・何の病名もつかず、診断書も書いてもらえなかったらどうしよう
といった不安がずっと付きまとってきました。
仕事は休んでいましたが、全く心が休まりませんでした。
病院に行く時までずっと不安で、何度もうつ病で休職経験のある友人にLINEしたり、
電話したりして、励ましてもらっていました。
勇気を振り絞って心療内科に行ったのに、
「何ともないですよ」「ただの仮病ですね」
などと言われたらどうしようという恐怖と不安から解放されることはありませんでした。
診察を受け、正式に適応障害と認めらえる

満を持して心療内科へ。
先生にありのままを話した結果、うつ病ではなく適応障害と診断されました。
3カ月以内に外的要因によって起こったストレス反応だったため、うつ病ではありませんでした。
たしかにうつ病ほどではないだろうなとは思っていたので、納得はいきました。
仮病でも甘えでもなく、ちゃんと病気だと医者から言われ心から安堵しました。
診断書がもらえなかったらどうしようと心配で仕方がありませんでしたが、
無事に書いてもらうことができて、職場に郵送しました。
気晴らしにどこか行きたくても行けない

診断書を提出したことによって、普通にいけば休職扱いとなり、
有給ではなくなるだろうとは思っていましたが、有給がたくさん残っており、
後日、園がどの程度有給にするか決めることになりました。
忙しい毎日から突然解放され、ゆっくり休みなさいと言われましたが、
正直何をしたらいいのかさっぱりわかりませんでした。
どこかに旅行にでも行けば、気分転換にはなると頭でわかっていても、
心と体がついて来ませんでした。
・忙しいときにいきなり休んで迷惑かけてる自分が遊びにいけるわけない
・出かけた先で同僚や保護者、子どもに会ったらどうしよう
という不安も大きく、近所の散歩や買い物以外で出かけることができませんでした。
家でも何をしていても仕事のことがすぐによぎり、
・どうしてこんなことになってしまったんだろう
・なんて自分は弱い人間なんだろう
と自分を常に責め、罪悪感に苦しみました。
実は、前から仕事辞めたいなー向いていないなーとは漠然とは思っていましたが、
あまり深く考えないようにしていました。
辞めるとなったら大変なことになるし、迷惑もかけるし、とんでもないことになる
という思いがあったので、無意識的に「考えてはいけないこと」として扱っていたのだと思います。
・もっと前から自分とじっくり向かい合うべきだった
・もっと適切な時期に考えて、計画的に動いて年度末に辞めればよかった
という後悔もありました。
気分転換の外出もできないし、家にいてずーーっと嫌なことばかり考えていて、
全く持って心休まらない日々を過ごしていました。
労働基準法や社会保険を知っておく重要性に気付く

以前から、職場の働き方には様々な疑問を抱いていました。
・何時にきて何時に退勤したかという勤怠管理を全くせず、出勤簿にハンコをまとめて押すだけでいいの?
・休憩時間なしっていいの?
・持ち帰りや休日出勤を普通にさせたり、休日にある研修会に直前になって行かせたりして大丈夫なの?
これは一部で、もう挙げだしたらきりがありません。
保育業界だから仕方がないのかもしれませんが、
私の園には残業という概念も、残業代という概念もありません。
平日休日関係なく必要なだけ働け!スタイルです(笑)
そして、休憩時間という概念も存在しないので休憩を仕事中に取ったことがありません。
信じられないかもしれませんが、本当です。
毎日10~12時間働きっぱなしでした。
お昼は5分以内(できれば3分以内)に済ませられるようなものを食べていました。
大急ぎでご飯を口の中にかき込み、すぐに作業に取り掛かったり、子ども達の面倒を見ていました。
慣れてきて早食いスキルは上がりましたが、
ご飯くらいゆっくり味わって食べたいなずっと思っていました。
こういったこともあって、労務に関する様々な疑問が浮かんできたので、
図書館に行って大量にそういった本を借りてきました。
そして調べたところ、
8時間以上働く場合は、休憩時間を1時間とらないとダメだということがわかりました。
これ常識だと思いますが、何しろ10年以上働いて休憩を取ったことが一度もなかったので、
恥ずかしながら知りませんでした。
あとたぶん36協定結んでると思いますが、月に45時間までしか超えちゃいけないんですね。
でも少ない月でも50時間以上残業していたので、完全に破ってましたね。
他にもいろいろ調べたらアウトなところが出るわ出るわ(笑)
いや、全く笑えないんですけど、もう笑うしかないような状況です。
知らないことをいいことに、誰も指摘しないことをいいことに、
労働基準法を無視した働き方を平気でさせていることに気が付きました。
これは本当に恐ろしいことです。
そして退職の手続きの本や、社会保険についての本も何冊か借りました。
そこで初めて傷病手当というものを知ったり、失業保険というものを知りました。
常識的なことだとは思いますが、そういった基本的なことすら私は知りませんでした。
給料から恐ろしい金額が毎回引かれるけど、何にいくら取られているかもちゃんと把握していませんでした。
でもたくさん引かれているだけあって、結構社会保険は充実していて守られていることを知りました。
社会人なら、労働基準法や社会保険のことをちゃんと知っておくことはとても重要ですね。
逆に知らないとどんどん付け込まれ、職場のいいように、
上司のいいように使われることも身をもって痛感しました。
自分を守るためにも、しっかりと勉強して、知識武装しないといけないと思いました。
最後に

以上が私が適応障害になって休職して最初に1週間にしていたことや、感じていたことです。
適応障害はストレス要因を取り除けば治るとされていますが、
それは正解でもあり間違いでもあると思います。
たしかに休職して、ストレス要因を取り除けばましにはなりました。
しかし、ストレス要因を取り除けばケロッと治るというものではない!
ということはぜひご理解いただきたいです。
特に休職してすぐの1週目は何もできません。そして休みではありますが心は完全には休まりません。
毎日毎日ずーっと仕事のことを考えてしまいます。
嫌なことは考えないようにしよう、ゆっくり休もうと思っても、
なかなかうまくいかない時期だと思います。
まずは何かをするというよりも、ちゃんとご飯を食べて寝るところからのスタートかなと思います。
私は睡眠も食事もストレスによってあまり取れなくなってしまっていたので、
どちらもしっかり取ることだけを意識していました。
それでも簡単にはうまくいきませんでしたし、休んでいること自体が不安でしたが、
時間をかけて休む訓練をする時期かなと思いました。
適応障害になって休職したばかりの方々には、まずはゆっくり焦らずに
ただよく寝てよく食べることを意識して生活したらいいのではないかと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
今回は、これで以上になります。少しでも参考、励みになれば嬉しいです。
2週目についてはこちらの記事にまとめたので、良かったら読んでみてくださいね。
お互い、自分に優しく生きていく!を意識してゆるーく生きていきましょうね!
ではまた!
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